使うエネルギーより創るエネルギーが多い家 ZEHへの取り組み

ZEH(ゼッチ)住宅 
~ ZEHはゼロ・エネルギー・ハウス

Zero Energy House の略です。~

住宅の断熱性・省エネルギー性を上げて、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次エネルギー消費量(冷暖房・空調・給湯・照明など)の収支を『ゼロ』または『マイナス』とすることを目指した住宅をいいます。 

「エネルギー基本計画(平成30年7月閣議決定)」において、以下のZEHの実現と普及目標が設定されています。

  • 2020年までに、注文戸建て住宅の半数以上でZEHを実現
  • 2030年までに、新築住宅(集合住宅含む)の平均でZEHを実現

一次エネルギー消費とは

発電のために必要な、石油や石炭、天然ガスなどの化学燃料や水力、太陽熱など、自然界に存在しているままのエネルギー源のことです。一次エネルギーを加工してつくられる電気やガスなどは二次エネルギーと言われます。つまり、家庭で消費するエアコンや給湯、証明などの二次エネルギー消費量を減らすことで、そのエネルギーを作る一次エネルギーを減らす事に繋がります。

ZEHの定義・評価方法 (エネルギーを上手に使う住宅)

ZEHの「高断熱基準」を満たした上で、快適な室内空間を保ちながら、エネルギーを上手に使うためには、空調設備、換気設備、照明設備、給湯設備等の高効率化が重要躯体の高断熱化と設備の高効率化により、省エネ基準よりも20%以上の省エネをZEH基準として設定します。

笠井工業のZEH取り組み内容

《ZEHの周知・普及に向けた具体策》

  • お客様へ積極的にZEHをご提案します。
  • ZEHにすることへのメリット(ランニングコストの低減など)をご説明します。
  • 補助金を得られる可能性がある点、補助金を利用することでZEH化係る費用が抑えられることを試算してご説明します。

《ZEHのコストダウンに向けた具体策》

  • 設計、仕様、設備の規格化を図り、発注先を限定し、仕入れコストの削減を目指します。
  • 過剰な性能にならないよう、物件個々に性能値を分析し、最適な仕様にすることで、コストダウンを図ります。
  • 外皮計算、一次エネルギー消費量計算を極力自社対応することで設計に係る費用を抑えます。

《その他の取り組み》

  • 地域性を活かしたパッシブ設計を取り入れ、自然の光や風を利用した省エネ性を提案します。
  • 高断熱住宅がもたらす健康性・快適性・遮音性・安全性といった省エネ以外の便益も提案します。
  • ZEH物件すべてでBELSを取得します。